カーコーティングを長持ちさせるためには、日常的なメンテナンスがとても重要です。以下に「自分でできる洗車方法と注意点」をまとめます。
【自分でできるカーコーティング車のメンテナンス】
1. 洗車の頻度
理想:2〜3週間に1回
花粉や黄砂、鳥のフンが付いたときは、すぐに洗い流すのが基本
2. 洗車方法(手洗い推奨)
手順:
1.水でボディ全体の砂やホコリを流す
・最初に水圧で大きな汚れを落とすことで、コーティングや塗装を傷めにくくします。
2.カーシャンプーで洗う(中性タイプ)
・スポンジは柔らかく、泡立ちの良いシャンプーを使う
・上から下に洗う(砂ぼこりが多い下回りは最後に)
3.水で十分にすすぐ
・シャンプー成分が残らないように、しっかり流す
4.マイクロファイバークロスで拭き取り
・自然乾燥はウォータースポットの原因になるため、速やかに拭き取る
3. 洗車の注意点
「×洗車機の使用する際」の注意点
ブラシタイプはコーティングに微細な傷がつく可能性があります。どうしても使う場合は「ノンブラシ(高圧ジェットタイプ)」を選ぶこと
「× 強アルカリ性・酸性の洗剤」の注意点
コーティング被膜を傷めるため、中性洗剤が基本
「× 直射日光下での洗車」の注意点
シャンプーや水がすぐ乾き、シミ・ムラの原因に
「× 乾いたままこすらない」の注意点
砂や埃がついたままの乾拭きは傷のもとになります
プラスαのケア
メンテナンススプレー(メンテナンス剤)
→ コーティングの撥水力やツヤを補う効果あり(施工店推奨品を使う)
鉄粉除去(年に数回)
→ 専用の粘土やスプレーを使用。無理な作業は避け、気になる場合はプロに依頼
コーティング車の保管時のポイント
・屋根付きの場所に保管するのがベスト
・屋外保管の場合は、ボディーカバーは通気性のある専用品を
必要に応じて、施工店で年1回程度の「メンテナンス施工」を受けると、被膜の劣化チェックや補修ができ、長持ちします。